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2024/03
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ちびちゃんの慢性腎不全の治療
ちびちゃんが旅立つ前にしていた事ですが、皮下点滴、お薬服用、サプリメント、食事療法などです。

まず食事療法ですが、ちびちゃんは1日4回ごはんを食べていました。
ロイヤルカナンの腎臓サポート30グラム×4回です。

以前はロイヤルカナンのPHコントロールの缶詰を長年食べていましたが、腎臓を優先することにしました。
幸いにも腎臓サポートに変えてからも、尿のPHはずっと「6」で維持することが出来たので、膀胱結石の再発の心配はさほどありませんでした。

0321b.jpg

2回目と4回目のごはんの時、30グラムの中から別のお皿に少し腎臓サポートを取って、その中にコバルジン半包を混ぜ合わせ、最初にそれを食べさせました。

嫌がることもなく、コバルジン入りのフードをジャリジャリいわせながら食べていました。
無味無臭ですが、食感を嫌う子もいるようです。

そして、残りの腎臓サポートに10ccのぬるま湯を入れ、お粥状態にしたものを食べさせていました。
水分をたくさんとらせたいのと、量を増やすためです。
ちびちゃんは、少しでもたくさん食べたいのです。

ちびちゃんは、食いしん坊でいつも慌てて食べます。
そしてむせてしまうので、一口一口、手のひらに乗せて食べさせていました。

サプリメントは、マイトマックスス-パーという乳酸菌を食前に2回、

0321a.jpg

レンジアレンというリン吸着剤を、お薬ちょーだいで作ったぬるま湯に溶かしたものを2回食後に飲んでいました。

0324a.jpg

ちびちゃんは、長女のようにシリンジから直接飲ませませんでした。
シリンジから手のひらに少しずつ出しながら飲ませていました。

0324b.jpg

今でもちびちゃんの舌の感触を思い出します。

コバルジンは腸に届いてから力を出すそうですが、レンジアレンはフードの中のリンも吸着してくれるので、本来ならフードに混ぜた方が良かったようです。

ちびちゃんは、どういうわけかレンジアレンがあまり好きでなかったので、お薬ちょーだいに混ぜてあげていました。
フードに混ぜてしまうと嫌がりました。


こちらがちびちゃんが飲んでいたお薬です。

0324d.jpg

お薬についてですが、BUNが落ち着いた頃から、フォルテコールを服用させました。

0324f.jpg

毎日、夕方6時ごろに4分の1錠を飲ませていました。
ちびちゃんはこのお薬が大好きで喜んで飲み込んでいました。

この後、乳酸菌を10ccシリンジで手のひらから飲んでもらいました。
お薬はたっぷりの水分と一緒にとったほうがいいですよね。

そのほかにも気管虚脱のお薬を2種類服用していました。

長年飲んでいた、テオドール。

0324c.jpg

1日1錠を朝晩半錠ずつ飲んでいました。

0324g.jpg

真ん中のお薬がオザグレル、気管虚脱で発咳が悪化してお薬を追加していただきました。

8分の1錠服用しました。
お写真の一番上がフォルテコール、一番下がテオドールです。

このテオドールというお薬には本当にお世話になりました。

期間虚脱の発作はこのお薬で長年コントロールできました。

0324e.jpg

こちらは肝臓のお薬、ゴクミシンです。
エコー検査で、胆汁が流れが少しよどんでいる状態があってから予防のために服用していました。

そのおかげで肝臓の数値はずっと正常範囲でした。

そのほか毎日の皮下点滴、ちびちゃんはとても嫌がっていました。
でも頑張って治療を受けたおかげで数値は劇的に改善しました。

点滴の回数も2日に1回になって、もうすぐもっと減らせるところまできていました。


0324ちび


ちびちゃん、ほんとに最後まで頑張ったね。

お母さんはちびちゃんのこと誇りに思うよ。


ありがとう、ずっとずっと愛してるよ。




最後までおつきあいくださってありがとうございましたm(_ _)m



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テーマ : 老犬との日々
ジャンル : ペット

tag : 高齢犬ヨーキー慢性腎不全

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(非公開コメント受付中)

No title
アールさんは本当に娘さん達に手をかけて大切に育てていらっしゃいましたよ(*^^*)
脱帽もんですよ!

うちも心臓、肝臓、腎臓、背骨、クッシング、白内障と数種類の薬が必要です^^;
1錠を4分の3に割る薬もあり割ると吹っ飛んで行ったり悪戦苦闘の日々です。
カマボコの板の上に乗せて割っています。笑
でもこんな事が幸せなのですね!!

可愛いのはもちろん愛してるって分かります分かります♪
抱っこの感触、舌の感触、忘れられないですよね。
Re: No title
ピョンコさん
ありがとうございます。
ピョンコさんだって、モモちゃんのこと大切に育てていらっしゃいます^^

お薬、カットするの難しいですよね。
うちはピルカッターで切っていましたが、2分の1までです。
それ以上になると病院で切っていただきました。

カマボコの板っていうことは包丁で切るのですか?
すごいです^^

こんな何気ない日常にしあわせがあるのですよね♪

感触はまだ憶えています。このままずっと憶えていられるか心配ですよ。
憶えていられたらいいな~。

プロフィール

アール

Author:アール
全身全霊をかけて愛した娘達との相次ぐお別れを経験しました。母はどんなに寂しくとも思い出を頼りに生きていきます。

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